トップ > 人体の働きと医薬品

  • Q. 医薬品の体内での働きに関する次の記述について、(  )の中に入れるべき正しい字句はどれか。(1月26日追加)

    医薬品が摂取された後、成分の吸収が進むにつれて、その血中濃度が上昇し、(   )を超えたときに生体の反応として薬効がもたらされる。
    1 最小有効濃度  2 最高血中濃度  3 有効域  4 危険域


    正解:1

    医薬品がその薬効をもたらすには、医薬品の有効成分が作用対象に、ある一定量以上到達する必要がある。医薬品が摂取された後、成分の吸収が進むにつれて、有効成分の血中濃度が上昇し、ある閾値(最小有効濃度)を超えたときに生体の反応として薬効がもたらされる。(TBK:P40、SPT:P84)
    ○ 最高血中濃度:医薬品を服用すると、消化管等から吸収されて血中に移行するため、徐々に医薬品成分の血中濃度が上昇する。一方、血液中の医薬品成分は、肝臓・腎臓等で分解・排泄されることから、ある時点で血中濃度の上昇が止まり、下降に転じることになる。この上昇が止まった時の血中濃度を、最高血中濃度という。
    ○ 有効域(治療濃度域):最小血中濃度未満の医薬品成分の血中濃度域を無効域といい、薬効よりも毒性が強く現れる濃度域を危険域という。無効域と危険域の間の血中濃度の範囲を有効域といい、医薬品の用法・用量は、医薬品成分の血中濃度が有効域となるように定められている。
    ○ 危険域(中毒域):医薬品成分による薬効よりも、毒性が強く現れる濃度域のこと。
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